2018.03/22# ワークス

ヌトミックの公演「SUPERHUMAN」の宣伝美術を担当しています。
ヌトミックは、音楽家であり、東京塩麹というバンドも率いる額田大志が主宰する演劇団体。
結成当初から宣伝美術周りをやっています。数がだいぶ積み重なってきていて、仕事というより、もはや一緒にやっている取り組み、のような感覚です。
今回の公演は突き抜けていて単純に面白そうなので、いろんな人に観てほしいのですが、
ここで言う 面白い は 演劇 としてでだけではなく、もう少し広域的な意味です。
稽古を見学していて、これは果たして演劇なのか?という疑問すら浮かぶ今回。
細かに言及し固定することはしませんが、
あなた、そこのあなたが思う演劇のイメージを少し越えて広げてくれるのがヌトミックなのでは?と思わせてくれる(期待)ところまで今回の公演はきている、と勝手に思っています。
なので、普段演劇観ないあなた、そこのあなた!にも勧められます。
底抜けに明るく、らしく もある フライヤーができました。
公演後のアフタートークで額田くんと宣伝美術について喋ります。
24日土曜日 18時の回です、よろしくおねがいします。
予約や詳細はこちら
公演について額田くんが書いたテキスト、風通しが良いです。
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客席数の少ない「小劇場」と呼ばれる演劇には、例えば明確なストーリーがなかったり新たな表現形態を模索する側面が強いため、作品の魅力を一言では説明できず、どうしてもポエムのような抽象的な紹介文をチラシに書いてしまうことが多いです。
もちろん、実際に一言で表せないのは事実なので仕方のないことでもあるけれど、今作はより多くの人(具体的にはライブや映画館、美術館、スポーツ観戦が好きな方々)にも足を運んで欲しい!と思い、公演を週末に控えた今、一体『SUPERHUMAN』とは何なのか?、ざっくりとした言葉でも説明できたらと思います。
・ストーリー
『SUPERHUMAN』に、これといったストーリーはありません。
「ストーリーがない演劇」というと想像しにくいかと思いますが、ストーリーがなくても成立する表現は意外と沢山あります。
例えば、
・バンドのライブを観て楽しむ
・美術館で絵画を鑑賞する
・フィギュアスケートを見て興奮する
・ドキュメンタリー映画を見る
、、、など、ストーリーに頼らずとも惹きつけられる瞬間は多々あり、『SUPERHUMAN』は、そのような楽しみ方ができるパフォーマンス。
ストーリを追って楽しむのではなく、音楽ライブのように、お客さんと出演者が一定のコミュニケーションを取りながら、目の前の出来事を一緒に作っていく作品です。
ということで、3月23日から25日まで、北千住でヌトミック『SUPERHUMAN』が上演されます。今、ここでしかできないパフォーマンスをより多くの人と体験できれば幸いです。ご来場お待ちしています!
ヌトミック主宰
額田大志
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「SUPERHUMAN」
作・演出|額田大志
出演|
Aokid
原田つむぎ(東京デスロック)
深澤しほ
山崎皓司(FAIFAI)
<会場>
北千住BUoY
〒120-0036 東京都足立区千住仲町49−11(墨堤通り側入り口)
東京メトロ千代田線・日比谷線、JR常磐線、東武スカイツリーライン
北千住駅 出口1より徒歩6分、西口より徒歩8分
<日程>
2018年3月23日(金)〜25日(日)
23日(金) 20:00
24日(土) 14:00 / 18:00
25日(日) 14:00 / 18:00
各回、終演後に主宰の額田大志とゲストによるアフタートークを開催します
①23日(金)20:00『ヌトミックのこれまでとこれから』
ゲスト:佐々木敦(批評家)
②24日(土)14:00『ヌトミックのパフォーマンス』
ゲスト:Aokid(出演者)
③24日(土)18:00『ヌトミックの宣伝美術』
ゲスト:三ッ間菖子(宣伝美術)
④25日(日)14:00『ヌトミックのアーカイブ』
ゲスト:徳永綸(記録)。
⑤25日(日)18:00『ヌトミックの舞台美術』
ゲスト:タカラマハヤ(舞台美術・衣装)
<チケット>
予約 一般 2,800円/U22 2,000円
当日 一律 3,300円
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演劇を観に行くのって、時間を決めて予約して、その時間までにそこに行かなくてはいけない。
それ当たり前ですが距離、時間、マインドによっては結構ハードル高いときもある。
今回の会場北千住のマップをタカラくんが制作。会場までわかりやすい&額田くんおすすめ場所なんかが載っています。
北千住?ちょっと遠いな・・・
北千住?どこかな?
そんなあなたの気持ちを
北千住って殆ど行ったことないからたのしみだ〜
に変えるこの地図。これを見ながら遊びに来てね!